高い精度が要求される航空機やロケットのエンジン・機体部品、暮らしに欠かせない半導体製造装置の部品を手がける、磯村製作所。
高い品質と技術力、大手企業との豊富な取引実績を武器に、あらゆる材料、あらゆる形状、あらゆるサイズの切削加工に挑戦しています。
信頼と実績 -Trust and Achievements-
航空機をはじめH2/H3ロケットの機体部品およびエンジン部品の提供において、50年以上にわたる豊富な実績を誇ります。磯村製作所の高い技術力と品質管理能力が高く評価され、三菱重工株式会社や川崎重工株式会社など大手企業と安定取引。
近年は、半導体洗浄装置の部品製造にも着手しました。さまざまな産業分野に対応できる技術とノウハウを備えています。
世界の民間航空機市場では、2042年までに約33,000機の新造機の需要が見込まれています。 新型コロナウイルス感染症が収束した現在、航空旅客需要が回復し、再成長すると予測。こうしたトレンドを受け、日本は国家戦略として航空機関連産業の育成を進めています。
品質-Quality-
航空業界の厳しい品質要求に応えるため、ワークフローや作業手順、判断基準など、あらかじめ規定されたルールにのっとって各プロセスを実行。仕様に沿った品質を実現する、プロセス保証に真摯に取り組んできました。
品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9100に、航空宇宙製品に関する特別な要求を追加したJIS Q 9100認証とともに磯村品質を約束します。
プロセス保証：規定の材料、設備、加工手順で製造し、常に安定した品質を追求。製造のプロセスを担保に製品寸法以外も品質を保証します。
JIS Q 9100：日本産業規格（JIS：Japanese Industrial Standards）が決めた規格。
航空宇宙製品の安全性、信頼性、耐空性など開発から製造・納入に至る一連の作業において、品質第一で管理する品質マネジメントシステムです。
幅広い切削加工能力-Technical Skill-
炭素鋼、合金鋼、工具鋼などの鉄系材料、ステンレス、アルミニウムはもちろん、インコネルやハステロイ、ワスパロイなどの難削材まで、材種を問わず切削加工に対応。
複雑な曲面、微細な凹凸が要求される部品など、他社では難しい加工も当社の高度な技術で実現します。治具製作にも対応。
40パレットと320ツールマガジンを備えながら、オービック加工まで担うMAM72-35V、旋削機能を備えたMU-6300V-Lなど、9台の5軸加工機を中心に4軸加工機、3軸加工機、放電加工機、切断機を駆使し、技術と品質でお客様の要望にお応えします。
社会貢献-Social Contributions-
日本の航空機・部品の約4割、航空機体部品なら約6割を生産する中部地域は、国内随一の航空宇宙産業の拠点です。「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」の中心、愛知県名古屋市で創業した磯村製作所は、この地域のみなさんとともに成長。
その感謝の想いを還元するべく、地元採用や地域や児童施設への寄付・寄贈などを通じて社会貢献・地域貢献に取り組んでいます。
知識と経験の仕組み化-Systematize-
業界・業種未経験者を切削加工のプロフェッショナルに育成してきたノウハウを活かし、オリジナルな加工方法や切削条件を数値化するなど業務標準化・仕組み化を進めています。
ナレッジ共有に対する意識づけ、社内の技術研修実施や外部セミナーへの参加、トレーナー制度を通じて、年齢性別・勤務歴・経験問わず、常に安定した品質を届けられるように注力しています。
